S.53年度卒業 同窓会会長
佐藤 泰
(学園評議員)

 会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。
1961年創立以来、母校の底流をなす精神は、「誠実」「協調」「博愛」「奉仕」です。この薫陶を受け、青春の一時期を共に過ごし、学び舎から巣立っていった同窓生は、14,000人(2020年3月現在)を超え、地元はもとより、全国ひいては国際社会に活躍の場を求めてきています。

 現役の生徒が、快適に、よりよい学校生活を送って欲しい。そのために、私たち同窓会は何ができるかということを常に考えていくことが基本です。生徒の皆さんとのコミュニケーションを、これからも大切にしていきたいと思っています。

 また、同窓会の若い人たちとの関わりが不足しがちですが、さまざまの活動に参加してもらい、先輩の方々との繋がりを大切にし、若い人たちを育てていくことが大事だと考えております。これからの同窓会を、もっともっともりあげていきたいと思います。研鑽修養を怠ることなく、何を伝えていくか、どのように繋げていくのか、学校と同窓会が共に考え、協働して実践していかねばとの思いを、さらに強くしているところです。

 令和の時代を迎え、同窓会として多くの課題がありますが、歴史を振り返りつつ、同窓会の歴史を永く繋げていくためにも、現在の同窓会の置かれている状況をしっかりと見極め、
皆様のご協力をもとに強固な組織を作り、さらに発展していくことを願っています。

 かさねて会員の皆様方の積極的なご参加、ご支援、ご協力をお願いいたします。